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チキンになる [教習]

この5時限目を終えると、2段階もあと3コマ、うち1コマはシミュレータ&学科、3コマ目はみきわめ。
ってことは順調に行けば今年中に卒検。考えると緊張してきた。何しろここ何年もなかった位、毎回集中と緊張をしている。
しかし今日は、今までの集中と緊張が生易しいものだと思い知った。

2008.11.23(日) 9:00-9:50 2段階5時限目 S指導員

今回の項目は
・急制動
・回避
・交通の状況及び道路環境に応じた運転(主に車間距離)

急制動の手順:
・直線の入り口で停止
・前に車両がいなくなったら後方確認して発進、3速40km/h以上まで加速
・パイロン手前の点線からスロットルを緩め、40km/hでパイロンに前輪が到達
・じわりと前後輪ブレーキをかけ始める
・停止直前でクラッチを切り、11mラインまでに止まる(雨の日は14mライン)
・後方確認して1速に入れ、後方確認して発進、Uターンしてコースに戻る

怖かった。
40km/h超は今までに何度も出したが、急制動は最後のパイロン地点で40km/h以上出してないといけない。
停止線から先はもう、すぐに壁で、スタート地点から見ると壁に向かって突入する感覚になる。

1回目はスロットルを緩めすぎて40km/h未満で進入かつ後輪がスッと滑ってしまった。
げげげ、後輪ロックしたよ。
でも前輪ロックよりは何とかなる(あくまで自転車の場合)と、自分に言い聞かせる。
しかし動揺は隠せず、クラッチが切れてなくてエンスト。
「危ない危ない、転んじゃうよー」と指導員。
二輪教習ってこうなんだ。。。 今さら気付いている。
2回目、制動に入るまで心の余裕を持たせるために、早めに加速。集中。
40km/hで入って、じわりと両ブレーキ、後輪で一瞬カタッという感覚。クラッチを切る、11m線手前で停止、エンストはしてない。
「いいけど少しロックしたかな」
やっぱバレたか。でも1回目よりはかなり進歩した。
3回目、できた。我ながら完璧。
悦に入る俺だったが、もう一人の青年は最初からできていた様子。

続いてのメニューは指導員が立つ場所に止まれで、これは何とかいけた。
次はパイロンに向かって進み、指導員が赤旗上げたら右、白旗上げたら左にパイロンをよけて止まるというもの。
1回目30km/hではクリア。ところが次の40km/hでは旗がなかなか上がらない。
直前に赤旗が上がったのを見たがもうよけられずパイロンに衝突。パイロンは飛んで、後輪ロックしまくりながら停車。
どひゃー!
チキンレースかこれは?
・・・でもって旗上げるの遅いよ。
もし無理にパイロンよけたら絶対コケてたはず。
「危なかったなー。転んだら痛いぞ」と指導員。
マジですか?なんだか のん気に言ってるし。
壁に大きいクッションがあるのは、飾りじゃないんだと今日わかった。実際に擦ってる跡ついてるし。

ちなみにもう一人の青年は旗が上がる前にブレーキング。
後で指導員は、この課題は実際にパイロンをよける練習ではなく、回避の限界を知ってもらうのが目的だから、成功しなくて問題ないと言った。
なるほど。それなら成功しない方が、むしろ課題の目的を果たした事になる。
実際どうなんだろう。命がけで無理する生徒はいないんだろうか。
パイロンの向こうで旗を上げる指導員もまた危険だ。

ショックが醒めないうちに次の課題。
まだあるのかー。今日は今までと比べてキツイ。
次の課題は指導員の左後ろを走り、指導員がブレーキをかけたらこちらも止まる。車間距離と制動距離の理解だ。検定の四輪がいて二輪の台数も多く、2回だけやって終わった。

急制動は正直ビビった。
2段階5時限目という最後の方にやるのも納得。これを1段階でやってたら、無駄に怪我するだけか、それ以前に加速や停止ができなくて課題にならないだろう。

終了後に別件だが質問した。
停止線以外に一時停止すべき場所はどこか?答えはS字出口、クランク出口、急制動出口、見通しの悪い交差点、踏み切り。
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ケース・スタディ(交差点) [教習]

3回目のシミュレータ。
「バイクはどんな事で乗るの?」
「通勤ではなく完全に趣味です」
「車種はどういうの?」
「大型まで取って、マルチパーパス系に乗りたいと思ってます」
「ああ、いいですねー」
とニコニコモードで会話。
生徒は俺1人。
1対1だと時間に余裕があるためか、話している時間の方が長かった。

2008.11.22(土) 9:00-9:50 2段階4時限目 K指導員

前も来た四角い島で、左回り右回りと何週か走った。
前回100km/hで成功したとは言え、最大集中力で1回のみだった。
それを今回は何周も走るからつらい。それでも結局100km/hまで失敗なし。
次に街へ行って夜の走行。ライトが暗いかんじで怖かった。

今回の本来のテーマは「ケース・スタディ(交差点)」で事故のケース。
①対向トラックのかげから出る二輪との衝突
②対向右折車との衝突
③左折で横断歩道の自転車との衝突

①は右折時に、対向直進トラックのかげから二輪車が出てくるケース。
スクーターが出てくるが、それをやり過ごしても続いてネイキッドが出てくるという、2重の罠だった。
が、なぜか回避してしまった。いけない。事故を体験する教習なのに。
指導員もあれ?と言っている。普通は皆さんぶつかるらしい。
四角い島で死なず、ここでも倒れず、ひょっとして俺はニュータイプ?(死語?)

次はぶつかるように細心の注意を払って右折を始め、無事2台目がこちらの後輪に衝突した。
そこで画面は衝突シーンのリプレイに替わり、事故の検証をした。
リプレイ画面は視点を切り替えることができて、バイクの後ろから、真上から、対向車運転席から、と色々な場所から見られる。
上で「2台目がこちらの後輪に衝突」と書いたのは、このリプレイでわかったことだ。

このケースで誰が悪いか?と聞かれ、私ですと答えたが、交差点入りかけで止まったトラックも悪いらしい。
また対向車線の直進2輪車も、交差点内ですり抜けている。つまり登場人物がみな違反という、アガサ・クリスティの某作品ばりの結末だった。

②対向車線の右折車が直進するバイクにぶつかってくる。
直進するこっちは、まさかぶつかって来るとは思わない。
しかし対向車からの視点でリプレイすると、バイクは遠くに見えて、また前進するのも分かりづらかった。
うーん確かに。四輪車側は、バイクはまだ来ないから先に曲がろうと思うか、気付くのが遅れる。これはありうると納得した。
もしやこれが右直事故?
右直事故の言葉は二輪に染まり出してから聞くようになった。
でもそれがこの事故の特徴を表している。四輪だけ利用していると聞かない言葉だが、四輪の人こそ知らないといけない。

③は左折した所で横断歩道の自転車と衝突するケース。
誰が悪いか。
横断しかけている人がいるのに進むバイクが悪いと咄嗟に答えたが、横断歩道を渡っているのは自転車。自転車も悪い。

そこで自転車の話になった。自転車は車両なのに大抵は保険未加入。実際に、自転車で多額の賠償が発生する例もあるらしい。

そんな雑談半分だったが、結構得るものがあった教習だった。
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イメトレの成果? [教習]

2008.11.15(土) 15:40-16:30 2段階3時限目 S指導員

もっと走りたいのに渋滞が多くて教習時間がもったいない。
何度も四輪の超徐行に遭遇、後ろに付くと1速のアイドリングより遅いスピードなので困る。
半クラで進むので一本橋の練習にはなった。

普通の速度で走る時は、ニーグリップを意識して上半身の力を抜くと、うまく走れている気がする。
そんな時は 今までギクシャクした関係だった機械が、素直で軽くてフレンドリーな存在になっている。
そして、リラックスすると風も不思議と気持ちよい。
シールドは開けっ放しだからビューっていう音は大きいが、体に風を受けて、風の中にいるぞーという感じがする。なんだか楽しい。
途中雨に当たったがレインコートを着ていれば問題なし。
発進・停止も楽になった。
発進時の周囲確認、変速、速度に応じたギア選択、低速~停車時のバランスなど、以前はそれぞれ頭の中で手順を考えまくっていたのが、今日は無意識にこなしている。
加えてウインカーなど各部の操作にも慣れてきた。見なくても両手両足がペダルやスイッチを捉えられる。
やっと脊髄で走れるようになってきた(頭で考えてないって意味で命名)。

調子がいいとすれば、それは教習の効果なのだが、教習時間外に何度となくやっているイメトレも、きっと役に立っているはずだ。
毎日通えた方が教習内容を忘れなくていいと以前は思ったが、週1なりに、毎日のイメトレ、歩きながら考える次回の作戦、というように1時限のために1週間かけて対策を練り、気分を盛り上げて、アドレナリンを放出して教習を始める。
そうやって教習の効果を引き出せると思うと、週1くらいが却って合っている気がしてきた。

しかし。順調そうなことを書いているが、そんな時もあるというだけでまだまだ怪しい。
ブレーキと同時にクラッチも切ったりして、その左手が実は後ろブレーキのつもりだったのを自分は知っているので、「この期に及んで大丈夫か?」と動揺したりする。

指導員から、速度に関する課題を行うので、走りながら30km/h出たと思ったらホーンを鳴らせ と指令が来た。
ここだ、と思うところで鳴らしたんだが、コメント無しに次のメニューを説明し出す指導員。
フィードバックくれよ、今のは何だったんだ?
次はコーナーを30km/hキープ(ノーブレーキ)で曲がる。おー、すごい傾く。
さらに急制動を30km/hで実施。これはいわゆる急制動をやりたかったのではなく、速度と制動距離の体験らしい。
最後に8の字エリアで降りて、制動距離と車間距離の講義になった。
高速道路を80km/hで走行する際の車間距離は何m?と聞かれて、うーん、わからず。
「普通免許持ってたら言えないとだめ。」
・・・すみません。
答えは80m、雨天ではその倍。 それが街中では”走行時速-15”、つまり40km/h走行なら25mになるらしい。雨天ではその倍。
「じゃ、今日みたいな雨で街中を40キロで走る時の車間距離は?」と指導員。
「30キロです」 えーっ!何言ってるんだ俺。
「・・・50メートルです!」慌てて答え直す。
「そうだろ、質問を間違えちゃったかと思ったよ。」

[課題]
次回、驕らず、脳フル使用
1号コース脳内走行(今日は一度間違えて踏切をパス)
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17時限は少ない。 [教習]

教習へ行く前に近所の友人達とのバーベキューに参加、すると教習のことを話したIさん以外も「通ってるんだって?」と、皆知っている。本当にお騒がせな事ですみません。でも暖かい応援も頂いて、はりきって教習所へ向かった。(呆れられているだけかも)
今日は1日に2コマで、1コマ目はシミュレータ。

2008.11.8(土) 15:40-16:30 2段階1時限目 E指導員

2段階はシミュレータが3回もある。コースの走行は、たったの4時限+みきわめ。その間に2通りのコースをマスターして検定に臨まなくてはいけない。1回がとても貴重だ。

シミュレータは2度目ということで結構スムーズに乗れる。カーブや停止の慣らしの後、街中の走行をやった。
横断する歩行者、救急車、路駐、わき道からセンターラインをオーバーして曲がるトラックなど、回避の発生するケースをよく再現している。(ただ、そういったイベントが頻繁すぎて忙しい。)
20年以上前に4輪免許で体験したシミュレータは殆ど風景が動くだけだったから、それに比べると教習効果はあると思う。
教習生は女1、男2。3人とも、自分が乗っていない時は「おー」とか言いながら楽しんで見物。

何でも質問してくれと言うので、「指示速度区間」の場所と走り方を聞いた。外周南側は35km/h、ただし急制動では40km/h出す。その他の直線では60km/h以下でメリハリのある運転を、ということだった。指示速度区間と急制動コースは、同じ道だったということが判明。
急制動は5時限目でやるらしい。

2008.11.8(土) 16:40-17:30 2段階2時限目 S指導員

続いて2段階最初のコース走行。
卒研で走る2コースのうち第1号コースを走った。Aコースに比べ倍くらい長く、同じ所を複数回通るため覚えるのが難しい。走っていて一瞬わからなくなる。
発進は慣れてきたものの、未だにエンストをやっている。今日は踏切内で連続4回エンストした。電車は通らないのに、踏切ってことで焦っている。アホだな~。
教習車の前後に付いているギアとブレーキのランプが、暮れ時は見やすいのがいい。これがあると今何速か?を必死に数えなくて済む。必死に数えるものではないとは思うが。

右折前の車線変更をし損なう場所があった。カーブ直後なので、次回注意箇所として覚えておく。
「見通しの悪い交差点」の一時停止は、足付き3回まで許される。前輪を止める場所の目安を言われたので、覚える。
1号コースのゴール地点は黒黄のパイロンから出ないように、かつ路側の白線から30cm以内につける。これも覚える。
ここまで来て覚えることがまだまだ出てくる。理解しても体で覚えないと走れないから、全17時限をオーバーしないで卒業するのは大変なことだ。
ただ、オーバーしないぞという目標が目的になってしまっては本末転倒。必要なスキルを十分に身につけたい。
寒くなったが、エンジンの熱と焦りで、教習の終わりには汗だくになってしまう。

[課題]
車線変更とウインカーのポイント
乗車降車の手順を再確認。ミラー調整を忘れがち。
ニュートラルに入る現象。次回しっかりシフトチェンジを確認したい。
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みきわめ(普通・1段階) [教習]

9時限目、第1段階のみきわめ。もっと検定みたいにやるのかと思ったら、コースを回っている最中に尾行されて終わり。無用な緊張をせずに済んだとも言える。

2008.11.3(月) 9:00-9:50 1段階9時限目 N指導員

眼鏡を洗濯機に入れてしまい、ツルの先端が割れてフレームの金属が出てしまった。これをメットに押し込むと痛い(当たり前)。
今日はその痛い準備を終えた所で、急に指導員チェンジ。すると受信機もチェンジのため、メットも着けなおし。また痛い。

チェンジ後は、曇りでも夜でもグラサンのN指導員だった。
外周を走った後は「Aコース回って」と、大半放置。
今日は今までの課題が克服できて珍しく調子がいい。
最近まずかった坂道発進はイメトレが効いた。シャドウ坂道発進をやったおかげで、しかも現実のほうが車体が軽かったため、楽にクリア。
S字出口も半クラがスムーズになったのと、曲がる方向にやや斜めに向けて停まるというセコい作戦で、コンパクトに出られるようになった。
スラロームは8秒以内、一本橋は8.5秒で両方OK。

ただし指導員が後ろにつくとミス続出。斜め後ろにピッタリ付かれると、とても気持ち悪い。しかし免許とるには、このストレスを克服しないといけない。

四輪教習は手順と知識さえ身に付ければよかったが、二輪はとにかく「技術」だということがわかってきた。教習時間が短くてしょうがない。
そう思うのと同時に、この歳で身体能力で勝負している事も意外で面白い。

終了後に「加速とブレーキングをもっとしっかり」と指導を頂いた。
「そこに注意しながら、2段階がんばって下さい」との言葉も。
ふー、やったー!2段階にUP。
でも全然余裕はなかったな。
次回(シミュレータの後)からはこれまでの赤から替わって青いゼッケンになる。

[課題]
1号コース記憶
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