北海道 [バイク]
バタバタで休暇を取得して、
2017年8月、バイクではじめて 北の大地に到着したのだ。
苫小牧から、まずは糠平湖方面へ
対向車線のライダーたちが みんな手を振ってくる。
ほんとうに一人の例外もなく振ってくれるから、
こちらもデフォルトで振りまくる。
途中、寄り道
廃線となった駅に昔のラッセル車と
蒸気機関車に引かれていた客車が保存されていました
ここは、最近2015年に巨大化したシューパロ湖
橋の遺構が見えているのは、小さかったシューパロ湖の名残
写真の向こうにダム本体があり、
その向こうの支流にも同等以上の水面が続いていて
恐ろしく大きなダム湖になっています。
面積で国内2位、水量で4位
以前来た時との変わりように呆然。
その変わりようを 確認しに来たのだけど。
糠平湖YH着。
今回は相部屋型の宿を選んで3泊、プラス、フェリー2泊。
現地の客同士で 旧知の仲みたいな交流ができるのが楽しい。
宿の車で、20分ほどのところにある幌加(ほろか)温泉に。
おば(あ)ちゃん一人でやっている、森の中の一軒家
シカやキツネやクマも来る。
この日もキツネ君
こちらは宿ネコ
内湯と外湯があって、
森に囲まれた外湯に入っていると
ちょうど雨も降ってきて
野趣にあふれている感 このうえなし
・・スマホの感度では写らなかったね
ちなみに昼だと↓こんなかんじらしい
外湯が硫黄泉
内湯がナトリウム泉、鉄泉、カルシウム泉
4種類の源泉をそのままかけ流し。
現地2日目は6時に出発
糠平湖と言えばこれ、タウシュベツ川橋梁
夏にしては超珍しく、足元まで見えている
宿のお父さんとの会話から、
まだ観光客がいない6時、ヒグマに遇わないよう
警笛を鳴らしてからバイクを降ります
今年は雨不足らしい
宿で 橋の足元まで行くツアーがあったのですが
先を急ぐため展望所から。
白樺林が続く
そして三国峠
樹海は霧の向こうまで、ずっと広がっている
北海道を走って出会う風景・・
広大な農地、牧場、原野、湿原、そして山岳と森
そのなかをバイクで走ることの幸せ。
いつもは信号の森だからね。
釧網本線 北浜駅
オホーツク海は目の前
ビーチを走る線路
次は、げんせいかえん駅
その原生花園は
何キロも続く
しばし、海に沿って走る
斜里町の、長すぎる直線道路
霞んで見えない向こうまで、直線が18km続いています。
想像以上じゃ~
北海道には長い直線道路が色々ありますが
長ければよいというものではない。
例えば札幌近くの国道12号、日本一長い29.2キロの直線国道を
8年前に車で通ったときの写真がこれ↓
直線道路の最重要ポイントは、その長さを見渡せること。
そのためには終端が高くなっている必要があるのだ。
斜里町の道は条件を見事クリアしています。
そこから知床横断道路へ。
個人的には、流氷よりも青いオホーツク海が好き。
しかしっ・・見晴らしはここまで。
知床峠からは、間近に迫る羅臼岳、オホーツク海、国後島などを眺められるという。
ほぼ全線、こんな状況でした
そして、地球が丸く見える・・はずの、開陽台
開陽台は、2009年に来た時のリベンジでした。
近づくうちからわかっていたけど
ネタにするために上ります。
知床峠よりはよく見えるということで。
とにかく「雲が低すぎる北海道」だった。
少しでも標高を上げると雲の中。
「展望台」と名のつく所の景色は真っ白。
時々10分くらいの雨にも当たり、すでにカッパも出動。
雨は一瞬だったから許すとしようか。
北海道の大きさって、展望台からの眺めでも感じるでしょうが
例えば格子状防風林の1区画が やたら大きくて、スケールが違う
もう夕方、いいかげん走り終えて風呂に入りたいと思っていたら、
摩周湖近くで晴れてきた。
明日の朝行くつもりの摩周湖、ガスらないうちに行っとこう。
今来てよかった。
思わずため息
何度見てもきれいだな
屈斜路湖は雲に隠れて
隙間から光がさす
今回はバイクで来たことで、何か感受性UPみたいなことが起きている。
気のせいか、風景だけですごく感動しているような。
宿の人によると、翌朝は予想通り霧の摩周湖になっていたようで。
この日の宿のお客さんたち
真ん中のZZR君は千葉から、
他は北九州から。
翌日、納沙布岬を目指します。
行ったことなかったので。
根室駅
岬までの道
岬の先端
半島の景色
この走っている時間が宝物
霧多布岬
ここは大きな湿原がひろがり、
この季節、色々な花も咲いていて
海にはアザラシやエトピリカがいるとか
ここだけでゆっくりする旅でもいい
浸るほど、社会復帰できなくなりそう
厚岸では
かきめし弁当が食べたかったのですが
定休や準備中でタイミングあわず通過
この日の宿
牧場、農場の真っ只中
こんな道を通って到着
部屋に落ち着くと、昨日のZZR君が出現。
なんで?とお互い驚いたが、
そういえば今日どこに泊まるか聞いてなかった。
夕食後の雑談タイムでは
客と宿のオーナーやヘルパーさんから
新鮮な旅の情報を多量にもらい、
付近の見どころを聞くと、素敵な白樺並木があるという。
じゃ、行ってみようということで、
一緒に聞いてたZZR君、そしてセローお姉さんと3人で
急編成のチームを結成
翌朝
セローお姉さんと朝食
(他のおじさん達とも一緒に朝食)
8:30プチツーに出発。
ナビで目星をつけておいたから、
先導役になっちゃった。
相変わらず晴れないけど
猛暑よりはいいか
白樺並木、
無事発見。
「十勝牧場の白樺並木」で、さがしてね。
北海道に白樺並木は数あれど
ここのは幹が太いよ、と聞いていた。本当だ。
少しの時間だったけど、記憶に残るツーを終了して
3人それぞれの道へ。
このダートを走っていった先には展望台もあるらしい。
北海道では、オフ車が勝ち!という場面に、よく出くわす。
お姉さんは並木の向こうへ。
ZZR君は美瑛に、
俺はヒツジのショーンたちを見てから
(羊さん全員に注目されたんですけど。どうして?)
ナイタイ高原牧場へ。
もう、ここまでの経験でわかっているのに
どんだけ霧に包まれたいのか俺。
お肌のうるおいには良かったな
道東を巡っている間に☆zouさんから連絡をもらい、
旅の最後、苫小牧での
とあるミッションを予定していましたが
到着がギリになってしまい
何もできないままフェリー乗り場の列に。
☆zouさんにミッション未了をメールすると・・
”ダメです。北海道ツーリングを、最初から、やり直し!”
という返信が。
いいなぁ。本当にやり直したくなった。
ここまでの道のり、風景が思い出される。
以前、車で来た際に、
次はバイクの列に並ぶことを誓いました
バイクで来られてよかった~
これで楽しかった北海道は終わり。
今回は一人旅ということもあって、
常連の客が釣ったニジマスを桜のチップで燻製してごちそうになったり
現地で会った人との交流もまた忘れがたく。
たぶん、宿の生活だけでも濃~い旅になるんでしょう。
おまけ
網走のザンギ丼
鶏唐揚げの代わりに、オホーツクサーモンの唐揚げが入ってる。
根室のエスカロップ
バターライス + 豚カツ + ドミグラスソース
だから、カロリーたっぷり
これは単なるジンギスカン。
ただし、みそ汁が大きなスープ椀に、スプーンつき。なぜ?
六花亭
厚岸の牡蠣と苫小牧のカレーはタイミング失敗で食えず。次回に持ち越し。
白熊ガラナと
ソフトカツゲン
宿の朝食で出会った4連トースター
こっちはタンデムに2枚ずつ入るタイプ
おまけ終わり
そうそう、
本州に着いたら、対向車線のバイクが手を振ってくれない。
・・あれは夢だったのか
また行こう、夢の大地へ、バイクに乗って。
2017年8月、バイクではじめて 北の大地に到着したのだ。
苫小牧から、まずは糠平湖方面へ
対向車線のライダーたちが みんな手を振ってくる。
ほんとうに一人の例外もなく振ってくれるから、
こちらもデフォルトで振りまくる。
途中、寄り道
廃線となった駅に昔のラッセル車と
蒸気機関車に引かれていた客車が保存されていました
ここは、最近2015年に巨大化したシューパロ湖
橋の遺構が見えているのは、小さかったシューパロ湖の名残
写真の向こうにダム本体があり、
その向こうの支流にも同等以上の水面が続いていて
恐ろしく大きなダム湖になっています。
面積で国内2位、水量で4位
以前来た時との変わりように呆然。
その変わりようを 確認しに来たのだけど。
糠平湖YH着。
今回は相部屋型の宿を選んで3泊、プラス、フェリー2泊。
現地の客同士で 旧知の仲みたいな交流ができるのが楽しい。
宿の車で、20分ほどのところにある幌加(ほろか)温泉に。
おば(あ)ちゃん一人でやっている、森の中の一軒家
シカやキツネやクマも来る。
この日もキツネ君
こちらは宿ネコ
内湯と外湯があって、
森に囲まれた外湯に入っていると
ちょうど雨も降ってきて
野趣にあふれている感 このうえなし
・・スマホの感度では写らなかったね
ちなみに昼だと↓こんなかんじらしい
外湯が硫黄泉
内湯がナトリウム泉、鉄泉、カルシウム泉
4種類の源泉をそのままかけ流し。
現地2日目は6時に出発
糠平湖と言えばこれ、タウシュベツ川橋梁
夏にしては超珍しく、足元まで見えている
宿のお父さんとの会話から、
まだ観光客がいない6時、ヒグマに遇わないよう
警笛を鳴らしてからバイクを降ります
今年は雨不足らしい
宿で 橋の足元まで行くツアーがあったのですが
先を急ぐため展望所から。
白樺林が続く
そして三国峠
樹海は霧の向こうまで、ずっと広がっている
北海道を走って出会う風景・・
広大な農地、牧場、原野、湿原、そして山岳と森
そのなかをバイクで走ることの幸せ。
いつもは信号の森だからね。
釧網本線 北浜駅
オホーツク海は目の前
ビーチを走る線路
次は、げんせいかえん駅
その原生花園は
何キロも続く
しばし、海に沿って走る
斜里町の、長すぎる直線道路
霞んで見えない向こうまで、直線が18km続いています。
想像以上じゃ~
北海道には長い直線道路が色々ありますが
長ければよいというものではない。
例えば札幌近くの国道12号、日本一長い29.2キロの直線国道を
8年前に車で通ったときの写真がこれ↓
直線道路の最重要ポイントは、その長さを見渡せること。
そのためには終端が高くなっている必要があるのだ。
斜里町の道は条件を見事クリアしています。
そこから知床横断道路へ。
個人的には、流氷よりも青いオホーツク海が好き。
しかしっ・・見晴らしはここまで。
知床峠からは、間近に迫る羅臼岳、オホーツク海、国後島などを眺められるという。
ほぼ全線、こんな状況でした
そして、地球が丸く見える・・はずの、開陽台
開陽台は、2009年に来た時のリベンジでした。
近づくうちからわかっていたけど
ネタにするために上ります。
知床峠よりはよく見えるということで。
とにかく「雲が低すぎる北海道」だった。
少しでも標高を上げると雲の中。
「展望台」と名のつく所の景色は真っ白。
時々10分くらいの雨にも当たり、すでにカッパも出動。
雨は一瞬だったから許すとしようか。
北海道の大きさって、展望台からの眺めでも感じるでしょうが
例えば格子状防風林の1区画が やたら大きくて、スケールが違う
もう夕方、いいかげん走り終えて風呂に入りたいと思っていたら、
摩周湖近くで晴れてきた。
明日の朝行くつもりの摩周湖、ガスらないうちに行っとこう。
今来てよかった。
思わずため息
何度見てもきれいだな
屈斜路湖は雲に隠れて
隙間から光がさす
今回はバイクで来たことで、何か感受性UPみたいなことが起きている。
気のせいか、風景だけですごく感動しているような。
宿の人によると、翌朝は予想通り霧の摩周湖になっていたようで。
この日の宿のお客さんたち
真ん中のZZR君は千葉から、
他は北九州から。
翌日、納沙布岬を目指します。
行ったことなかったので。
根室駅
岬までの道
岬の先端
半島の景色
この走っている時間が宝物
霧多布岬
ここは大きな湿原がひろがり、
この季節、色々な花も咲いていて
海にはアザラシやエトピリカがいるとか
ここだけでゆっくりする旅でもいい
浸るほど、社会復帰できなくなりそう
厚岸では
かきめし弁当が食べたかったのですが
定休や準備中でタイミングあわず通過
この日の宿
牧場、農場の真っ只中
こんな道を通って到着
部屋に落ち着くと、昨日のZZR君が出現。
なんで?とお互い驚いたが、
そういえば今日どこに泊まるか聞いてなかった。
夕食後の雑談タイムでは
客と宿のオーナーやヘルパーさんから
新鮮な旅の情報を多量にもらい、
付近の見どころを聞くと、素敵な白樺並木があるという。
じゃ、行ってみようということで、
一緒に聞いてたZZR君、そしてセローお姉さんと3人で
急編成のチームを結成
翌朝
セローお姉さんと朝食
(他のおじさん達とも一緒に朝食)
8:30プチツーに出発。
ナビで目星をつけておいたから、
先導役になっちゃった。
相変わらず晴れないけど
猛暑よりはいいか
白樺並木、
無事発見。
「十勝牧場の白樺並木」で、さがしてね。
北海道に白樺並木は数あれど
ここのは幹が太いよ、と聞いていた。本当だ。
少しの時間だったけど、記憶に残るツーを終了して
3人それぞれの道へ。
このダートを走っていった先には展望台もあるらしい。
北海道では、オフ車が勝ち!という場面に、よく出くわす。
お姉さんは並木の向こうへ。
ZZR君は美瑛に、
俺はヒツジのショーンたちを見てから
(羊さん全員に注目されたんですけど。どうして?)
ナイタイ高原牧場へ。
もう、ここまでの経験でわかっているのに
どんだけ霧に包まれたいのか俺。
お肌のうるおいには良かったな
道東を巡っている間に☆zouさんから連絡をもらい、
旅の最後、苫小牧での
とあるミッションを予定していましたが
到着がギリになってしまい
何もできないままフェリー乗り場の列に。
☆zouさんにミッション未了をメールすると・・
”ダメです。北海道ツーリングを、最初から、やり直し!”
という返信が。
いいなぁ。本当にやり直したくなった。
ここまでの道のり、風景が思い出される。
以前、車で来た際に、
次はバイクの列に並ぶことを誓いました
バイクで来られてよかった~
これで楽しかった北海道は終わり。
今回は一人旅ということもあって、
常連の客が釣ったニジマスを桜のチップで燻製してごちそうになったり
現地で会った人との交流もまた忘れがたく。
たぶん、宿の生活だけでも濃~い旅になるんでしょう。
おまけ
網走のザンギ丼
鶏唐揚げの代わりに、オホーツクサーモンの唐揚げが入ってる。
根室のエスカロップ
バターライス + 豚カツ + ドミグラスソース
だから、カロリーたっぷり
これは単なるジンギスカン。
ただし、みそ汁が大きなスープ椀に、スプーンつき。なぜ?
六花亭
厚岸の牡蠣と苫小牧のカレーはタイミング失敗で食えず。次回に持ち越し。
白熊ガラナと
ソフトカツゲン
宿の朝食で出会った4連トースター
こっちはタンデムに2枚ずつ入るタイプ
おまけ終わり
そうそう、
本州に着いたら、対向車線のバイクが手を振ってくれない。
・・あれは夢だったのか
また行こう、夢の大地へ、バイクに乗って。
何年ぶりの更新なのに、チェックありがとうございます。
by uni (2017-08-30 01:01)
マルコメさん、niceありがとうございます。
たくやさん、niceありがとうございます。
HIROさん、niceありがとうございます。
by uni (2017-08-30 01:01)
さる1号さん、niceありがとうございます。
ヒロキチさん、niceありがとうございます。
おぉ!次郎さん、niceありがとうございます。
barbieさん、niceありがとうございます。
by uni (2017-08-30 01:02)
半世紀少年さん、niceありがとうございます。
北海 熊五郎さん、niceありがとうございます。
T2さん、niceありがとうございます。
by uni (2017-09-02 16:56)