CB750で行く ドーバー海峡 [バイク]
新春寒中ツーリング第2弾は、関東最東端の犬吠埼。
なにもこんな寒い中、、、とも思いますが
走りたい今、走れる以上は、走っておきたい。
・・・
う~ん、我ながら何言ってるかわからんぞ。
高速道で10,000kmを超えました。

congratulation!
最初に訪れたのは刑部(ぎょうぶ)岬の、飯岡灯台

ここは九十九里浜を最初から最後まで見ることができます。
コンデジの画角に入りきらず、合成。
向こう端はどこ?

ところで、立派な展望台はありますが「灯台」は?
と思ったら、隣にかわいい塔が。

展望台より小さいなんて。
(こうやって見おろせるくらいですから)

塔高は9.8m。
今までに見た灯台の 最少記録かもしれません。
でも、海面からの灯火標高は74mで、これは千葉県で一番高いそうです。
つまり、飯岡台地が高いから これでいいんですね。
日没のころに見ると、夜景が九十九里浜に沿って弓なりに続き、
その向こうに富士山のシルエットが浮かぶという素晴らしい瞬間があるようです。
(Googleイメージ検索などで出てきます。)
焼津よりこっちにするべきだった??
さらに・・・
この刑部岬からの景観は、「日本の朝日百選」「日本の夕陽百選」「日本夜景遺産」「日本の夜景百選」「関東の富士見百景」に選ばれている。
・・・とのことです。(「飯岡灯台」(2010年12月9日 (木) 17:25 UTC)『ウィキペディア日本語版』)
さて次が今回の主目的、ドーバー海峡。
飯岡灯台から犬吠埼までは、飯岡台地が40~60mの断崖になって10kmも続いている。
この海岸は「屏風ヶ浦」といいますが、その景観から「東洋のドーバー」とも呼ばれるそうです。
以前に写真を見て一度来たいと思っていたのが、今回実現。
ところが、刑部岬からの道は、全然海岸へ到達できません。
何とか海の方へ近づいて、バイクを降りて歩いていくと・・
通せんぼ

遊ばなければ、入っていいのか?

ここは引き返し、さらに犬吠埼方向へ。
すると、徒歩で海岸へ降りられる道を発見。
バイクを降りて歩いていくと・・

これだーっ!

迫力あるなー
ちなみに延々と置いてある波消しブロックは、崖の浸食を防ぐもの。
そもそもこの崖は、崩れやすい岩が波で浸食されたもので、
700年で6km(mじゃなくてkm)も後退したそうです。
ただ難しいのが、波消しブロックで浸食が止まったと思ったら、浸食による砂の流出が止まって、
九十九里浜が供給を断たれて後退しているんだとか。
少し先へ進み、今度は崖の上に出ました。
目の前は広がる太平洋。これまた絶景です。

「落ちればいいのに」って声が聞こえるような。
そう、こういう所は自己の判断で。
この景色なので、自車撮りするおじさん。

かっこいいぞ、CB750。
それにしても、これだけのポイントなのに今まで看板の一つも出ていません。
屏風ヶ浦って誰も見に来ないのか?
と思っていたら、一番端まで来て納得。
「銚子マリーナ海水浴場」が、屏風ヶ浦の展望ポイントになっていました。

海水浴場でこの景色は素晴らしいですね。
台地の上には風車がたくさん見えました。

ドーバー海峡の旅を終了。
って、海峡じゃないし。
CBでイギリスに行ったと思われたら、ごめんなさい。 <思わんよ
帰る前に、犬吠埼へ寄りましょう。
近くを通る銚子電気鉄道の車両。

そして犬吠駅。

元相模鉄道のモニ2022が、「電車レストラン」として利用されています。

ちなみに、最東端の駅はここではなく海鹿島(あしかじま)駅。
小湊鐡道と銚子電鉄は、それ専門でゆっくり見に、または乗りに来たいな。
犬吠埼灯台。

(ここからまた引用)
犬吠埼灯台は日本を代表する灯台の一つで、Aランクの保存灯台ともなっている。
「世界灯台100選」、「日本の灯台50選」にも選ばれている。
2010年(平成22年)5月20日には国の登録有形文化財にも登録された。
また、最大の第1等レンズを使用した第1等灯台である。第1等灯台は日本に6つしかない。
およそ19万3000枚煉瓦造灯台は二重構造になっており、120年以上の風雪に耐え今日に至っている。
(「犬吠埼燈台」( 2010年12月30日 (木) 19:16 UTC)『ウィキペディア日本語版』)
↑ たくさん読ませてしまってすみません。
でも、こう書かれるとすごく行きたくなるでしょ?
灯台の中の螺旋階段の数が九十九里海岸にちなんで99段となっています。

近くに建っているアンテナは、「ディファレンシャルGPS」。

詳しくはこちら ↓ 。 要するに、GPSの精度を上げてるそうです。

AM送信用のようなアンテナですが、GPSは波長が違うのに不思議。
灯台の隣にいたジョウビタキ。

帰り道、雲間から漏れる光。

ちなみにこれの名前を「ジェイコブズ・ラダー」と思っていましたが、
念のため調べると、薄明光線、天使のはしご(エンジェルス・ラダー)、ヤコブのはしご(ジェイコブズ・ラダー)、レンブラント光線、チンダル現象・・・など、ほかにも色んな名前がついているようです。
この帰り道にはもうひとつ気象現象?を見ました。
画面やや左の空に、虹のような光が。
これは彩雲(さいうん)というやつでしょうか?


虹つながりでレインボーブリッジ。


なにもこんな寒い中、、、とも思いますが
走りたい今、走れる以上は、走っておきたい。
・・・
う~ん、我ながら何言ってるかわからんぞ。
高速道で10,000kmを超えました。

congratulation!
最初に訪れたのは刑部(ぎょうぶ)岬の、飯岡灯台

ここは九十九里浜を最初から最後まで見ることができます。
コンデジの画角に入りきらず、合成。
向こう端はどこ?

ところで、立派な展望台はありますが「灯台」は?
と思ったら、隣にかわいい塔が。

展望台より小さいなんて。
(こうやって見おろせるくらいですから)

塔高は9.8m。
今までに見た灯台の 最少記録かもしれません。
でも、海面からの灯火標高は74mで、これは千葉県で一番高いそうです。
つまり、飯岡台地が高いから これでいいんですね。
日没のころに見ると、夜景が九十九里浜に沿って弓なりに続き、
その向こうに富士山のシルエットが浮かぶという素晴らしい瞬間があるようです。
(Googleイメージ検索などで出てきます。)
焼津よりこっちにするべきだった??
さらに・・・
この刑部岬からの景観は、「日本の朝日百選」「日本の夕陽百選」「日本夜景遺産」「日本の夜景百選」「関東の富士見百景」に選ばれている。
・・・とのことです。(「飯岡灯台」(2010年12月9日 (木) 17:25 UTC)『ウィキペディア日本語版』)
さて次が今回の主目的、ドーバー海峡。
飯岡灯台から犬吠埼までは、飯岡台地が40~60mの断崖になって10kmも続いている。
この海岸は「屏風ヶ浦」といいますが、その景観から「東洋のドーバー」とも呼ばれるそうです。
以前に写真を見て一度来たいと思っていたのが、今回実現。
ところが、刑部岬からの道は、全然海岸へ到達できません。
何とか海の方へ近づいて、バイクを降りて歩いていくと・・
通せんぼ

遊ばなければ、入っていいのか?

ここは引き返し、さらに犬吠埼方向へ。
すると、徒歩で海岸へ降りられる道を発見。
バイクを降りて歩いていくと・・

これだーっ!

迫力あるなー
ちなみに延々と置いてある波消しブロックは、崖の浸食を防ぐもの。
そもそもこの崖は、崩れやすい岩が波で浸食されたもので、
700年で6km(mじゃなくてkm)も後退したそうです。
ただ難しいのが、波消しブロックで浸食が止まったと思ったら、浸食による砂の流出が止まって、
九十九里浜が供給を断たれて後退しているんだとか。
少し先へ進み、今度は崖の上に出ました。
目の前は広がる太平洋。これまた絶景です。

「落ちればいいのに」って声が聞こえるような。
そう、こういう所は自己の判断で。
この景色なので、自車撮りするおじさん。

かっこいいぞ、CB750。
それにしても、これだけのポイントなのに今まで看板の一つも出ていません。
屏風ヶ浦って誰も見に来ないのか?
と思っていたら、一番端まで来て納得。
「銚子マリーナ海水浴場」が、屏風ヶ浦の展望ポイントになっていました。

海水浴場でこの景色は素晴らしいですね。
台地の上には風車がたくさん見えました。

ドーバー海峡の旅を終了。
って、海峡じゃないし。
CBでイギリスに行ったと思われたら、ごめんなさい。 <思わんよ
帰る前に、犬吠埼へ寄りましょう。
近くを通る銚子電気鉄道の車両。

そして犬吠駅。

元相模鉄道のモニ2022が、「電車レストラン」として利用されています。

ちなみに、最東端の駅はここではなく海鹿島(あしかじま)駅。
小湊鐡道と銚子電鉄は、それ専門でゆっくり見に、または乗りに来たいな。
犬吠埼灯台。

(ここからまた引用)
犬吠埼灯台は日本を代表する灯台の一つで、Aランクの保存灯台ともなっている。
「世界灯台100選」、「日本の灯台50選」にも選ばれている。
2010年(平成22年)5月20日には国の登録有形文化財にも登録された。
また、最大の第1等レンズを使用した第1等灯台である。第1等灯台は日本に6つしかない。
およそ19万3000枚煉瓦造灯台は二重構造になっており、120年以上の風雪に耐え今日に至っている。
(「犬吠埼燈台」( 2010年12月30日 (木) 19:16 UTC)『ウィキペディア日本語版』)
↑ たくさん読ませてしまってすみません。
でも、こう書かれるとすごく行きたくなるでしょ?
灯台の中の螺旋階段の数が九十九里海岸にちなんで99段となっています。

近くに建っているアンテナは、「ディファレンシャルGPS」。

詳しくはこちら ↓ 。 要するに、GPSの精度を上げてるそうです。

AM送信用のようなアンテナですが、GPSは波長が違うのに不思議。
灯台の隣にいたジョウビタキ。

帰り道、雲間から漏れる光。

ちなみにこれの名前を「ジェイコブズ・ラダー」と思っていましたが、
念のため調べると、薄明光線、天使のはしご(エンジェルス・ラダー)、ヤコブのはしご(ジェイコブズ・ラダー)、レンブラント光線、チンダル現象・・・など、ほかにも色んな名前がついているようです。
この帰り道にはもうひとつ気象現象?を見ました。
画面やや左の空に、虹のような光が。
これは彩雲(さいうん)というやつでしょうか?


虹つながりでレインボーブリッジ。


2011-01-15 12:12
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コメント(19)
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またまた素敵なレポですね。
先日のバイクTVを見て、犬吠埼に行こうと相方と話していた最中でした!
湘南平も行かねばですね・・・^^
by HIDE (2011-01-15 16:43)
屏風ヶ浦は絶景ですね。
すばらしい景色です。
銚子マリーナ海水浴場からの眺めは
穏やかな海と荒々しい断崖がすごく綺麗です。
by yosi (2011-01-15 16:56)
良い場所行かれましたね。
「屏風ヶ浦」が「洋のドーバー海峡」とは知りませんでした。
ETC効果ですね。
by たくや (2011-01-15 17:06)
ブログご訪問&コメントありがとうございました。
実は日本全国でbarbie号でまだ行ったことがないのが、北海道、沖縄、そして千葉県なんです。今回のuniさんの記事は絶対に千葉県に行かねば(笑)と思わせる内容でした。
「屏風ヶ浦」の絶景はすばらしいですね。灯台フェチなんで魅力的な場所です。
千葉県も金谷あたりなら関西から久里浜経由で上陸できますが銚子までとなると2泊以上は必要になりそうです。
早く暖かくなって欲しいな。
by barbie (2011-01-15 20:53)
屏風ヶ浦って東洋のドーバーって呼ばれていたんですね。
大学生の時は毎年初日の出を見に行ってましたが、知りませんでした。
銚子といえば、みおつくし。
沢口靖子がさんが良かったなー。
by 北海 熊五郎 (2011-01-15 22:10)
こんにちは。
屏風ヶ浦は、珠にTVドラマとかでロケに…(笑)
去年行きましたけど、犬吠駅の上の画像が終点の外山駅ですね。
by HIRO (2011-01-15 22:14)
HIDEさん
バイク乗りの宿命で、”端っこ”には行かないとですね(笑)
湘南平の近くの吾妻山という所が、早くも菜の花の見ごろだそうです。
yosiさん
砂浜の向こうに浮かぶ断崖の景色は、私も驚きました。
関東に住んでいても、この海水浴場は知りませんでした。
九十九里浜は有名なのに、マイナーと言ってもいいスポットです。
たくやさん
記事では高速以外が大半ですが、
前回の静岡も今回も、現実の走りでは、9割以上が高速。
寒さに耐えながら、ひたすら高速を走りに行ったと言った方が正しいです。
barbieさん
ご訪問ありがとうございます。
本州を、千葉を残して制覇するなんて、逆に難しそう(笑)
確かに、陸路でも銚子は遠かったです。
せっかく銚子まで行ったら、近くに見たい所はたくさんあるのですが、
時間が足りずにとんぼ返りでした。
by uni (2011-01-15 22:45)
そんな風車スポットあったんだ・・・
行かなきゃ(^_-)-☆
DGPS・・・懐かしい響き(笑)
2台目のカーナビ買った時に
大々的に売り出してた技術・・・・
15年くらい前の話・・・
by かみさま (2011-01-15 22:58)
かみさまさん
そう、崖に気を取られますが、丘の上には風車がいっぱいだったんですね。
DGPSは、よくご存知でしたね。
記事に書いた疑問、つまり「写真のアンテナは中波用、でもGPSは超短波だからアンテナが違わないか?」という疑問は、わかりました。DGPSは、中波ビーコンにより補正情報を送信しているとのことで、写真のアンテナで正解だったのですね(自己完結)。そのカーナビは中波も受信できたということですね。
by uni (2011-01-16 00:34)
北海 熊五郎さん
みおつくしの沢口靖子は若かったですね。
犬吠埼のあたりは、走っていてずっと醤油の匂いが途切れませんでした。
朝日、夕日、夜景、富士がセットでお得な場所なんて、いいですね。
HIROさん
恥ずかしながら、これまで屏風ヶ浦を認識できていなかったです。
記事を書いていて、県庁の星など、やっとわかりました(笑)
何しろ私にとって新世界な房総なので、見るものすべて新鮮で楽しいです。
by uni (2011-01-16 00:34)
灯台ってなんか、いってみたくなりますよね。
なんででしょうかね?
by gantetsu (2011-01-16 21:40)
屏風ヶ浦の風景は見てみたいです。
僕もきっと降りる道を探してたと思います。
近くでみる地層は迫力ありますね。
Aランクの燈台といいHITしまくりのエリアです。
by 響 (2011-01-17 21:47)
最近、距離伸びてますね~w
10,000kmおめでとうございます。
刑部岬のジョーと力石には会いましたか~?w
屏風ヶ浦にバイクで降りて行こうと
無謀なことを考えてた時期がありました(笑)
絶景ですよね~ココ。
by key-k (2011-01-18 01:19)
走りたい今、走れる以上は、走っておきたい。
私はなるほど、と思いましたよ!
銚子マリーナ海水浴場の写真はなんか外国に行ったみたいでカッコいい!
by いぬのきもち (2011-01-18 12:59)
gantetsuさん
なぜでしょう?
バイク乗りは端っこ好きというのがあるのでしょうか。
bisさん、niceありがとうございます。
響さん
近くの県に屏風ヶ浦のような風景があるとは、意外でした。
ディスカバージャパンな気分です。
灯台は有料のため外から見るのみでしたが、
次に行く機会があれば入ろうかと思います。
key-kさん
やっとの1万kmでした。
寒稽古風に走りましたが、もう寒さの限界かも。根性なしです
ジョーと力石は、この時全然気づかずに、後から知りました。
屏風ヶ浦は、昔はバイクで降りられたようですね。
実は今回私も、バイクで降りる事を目標としていました(笑)
いぬのきもちさん
理解していただけましたか?ありがとうございます。
海水浴場からの風景は、正直驚きました。
これを知らなかったのは勉強不足ですが、「発見の喜び」があるので、
かえってよかったと思います。
by uni (2011-01-20 00:13)
xml_xslさん、niceありがとうございます。
かみねんどさん、niceありがとうございます。
ヤッさんパパさん、niceありがとうございます。
B4さん、niceありがとうございます。
by uni (2011-01-20 23:25)
テトラポットのある港は、探検したくなりますね。
大人の遊び場が沢山でしたね。
私も早く走りたいな。
by りか (2011-01-23 12:04)
またまた楽しんでますね!
千葉も良いところは沢山ありそうですね~。 今度是非!
by 三四郎 (2011-01-25 18:58)
りかさん
探検って本当にわくわくしますよね。
だから、あまり下調べせずに歩き回るのが好きです。
ソロツーの楽しみ方ですね。
三四郎さん
是非ご一緒願います。
行けば行くほど、リベンジやら、ほかにも行きたい所が増えてしまいます。
by uni (2011-01-26 00:09)